コロナワクチン接種記録が消えて検証できなくなる?福岡厚労相「問題意識を共有」
新型コロナワクチンの接種が始まったのは2021年2月。すでに4年半の月日が経ちました。その接種記録が消えて、将来の研究や検証ができなくなるおそれがあることが判明しました。
現在、予防接種記録は、実施した自治体に「接種から5年間」の保存が義務づけられています。厚生労働省は7月に、この保存期間を「死亡から5年間」に延長する方針を決めました。
問題は「接種後死亡者」の記録です。コロナワクチンの場合、2021年2月から「接種後死亡」の報告が上がっていました。
保存期間が「死亡から5年間」に延長されても、2021年2月に接種後死亡した方の記録は2026年2月に期限を迎えることになります。コロナワクチンの検証や研究が十分進んでいない中、次々と接種記録が破棄されて、将来検証しようにもできなくなるのではないか。
このような問題意識を厚生労働大臣の記者会見で問うと、少し驚きの答えが返ってきました。背景事情を含めて解説します。
続きは、次のような内容になります。
▼ 保存期間「死後5年」への延長で十分か?かき消された専門部会での指摘とは…
▼ 厚労省は来年に向けて予防接種データベースを作ろうとしている。コロナワクチン接種記録も取り込まれるのか?データベースが完成する前に記録が破棄される可能性を指摘したところ、大臣の答えは・・・
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