石破首相"続投賛成"が多数?年齢補正で結果は逆転 高齢の回答者に偏り、NHKの見解は
与党が過半数割れの結果となった参院選の後、NHKが行った世論調査で、石破茂首相の続投について賛成が反対を上回ったとのニュースがありました。
ところが、この世論調査の回答者の内訳を調べたところ、回答者の40%超が70代以上だったことがわかりました。実際の有権者に占める70代以上の割合は24%なのに、です。
他方、30代以下の有権者の割合は約27%ですが、NHKの世論調査では30代以下の回答者が約11%しかいませんでした。
NHKのニュースは、石破首相の続投に「賛成が49%、反対が40%」と報じていましたが、実際の有権者の割合で補正してみたところ、「賛成が45%、反対が48%」と真逆の結果になることがわかりました。
石破首相の続投をめぐっては、高齢者は賛成が多く、若年者は反対が多いという傾向が出ていましたが、NHK世論調査で報じられた数値は高齢者の意見が過大に反映されていたことが浮き彫りとなったのです。
世論調査の方法や報じ方に問題があるのではないかとNHKに問い合わせをすると、回答がありましたので、詳細をお伝えします。過去にさかのぼってNHK世論調査を分析した結果も踏まえ、「世論調査」報道の問題点を解説します。
続きは、次のような内容になります。(筆者独自の調査に基づくグラフ・表は6点あり)
▼ 一般向けニュースで報じられなかった「石破首相続投の賛否」の年代別の回答割合は…
▼ 回答者の年代構成は有権者と大きく異なっていた。どれくらいの差があるのか…
▼ NHKの意図的な操作の可能性はあるのか?過去1年分の月例調査を検証した結果は…
▼ 内閣支持率や政党支持率も年齢層で大きな違いがあり、年齢補正すると報じられた数値とは全く異なる結果に…
▼ NHKに高齢者に大きく偏りがある問題点を質問。NHKの回答内容は…
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