風雲急を告げる? "石破政権退陣"の可能性とその後のシナリオ
昨年秋に発足したばかりの石破茂政権が重大な危機に直面しています。3つの問題が一気に降りかかってきたためです。
1つ目は、衆議院で来年度予算案を可決した後、批判を浴びていた高額医療費制度の負担引き上げ方針の撤回を決定。衆議院で予算審議をもう一度やり直さなければならなくなったこと。
2つ目は、今国会で政府側から提出する予定だった年金制度改革の法案が間に合わず、先送りになったこと。
3つ目は、石破首相が初当選した議員に10万円の商品券を配っていたことなど、新たな「政治とカネ」の問題が発覚したこと。
7月の参議院選挙が近づいている中、自民党内から公然と退陣を求める声が上がり、野党も内閣不信任決議案も視野にいれて厳しく追及する構えで、国会の予算審議が滞ることが予想されます。ただ、予算が成立していないタイミングで政権が退陣したことは過去にありません。
今後、日本の政治はどうなっていくのか。憲法など基本的な法制度と先例をふまえながら解説します。

読売新聞(筆者撮影)
Q1.石破政権が退陣する場合、どのようなシナリオが考えられますか?
(A.3つのパターンがあり、そのうち現実的可能性があるのは…)
Q2.内閣不信任決議案が可決される可能性は高いといえますか?
(A.可決しようとすればできるが、その可能性は…)
Q3.通常国会の途中というタイミングでの首相交代は過去あったのでしょうか?
(A.通常国会の途中で交代した例は…)
Q4.石破政権が退陣した場合、どのような政権に変わる可能性がありますか?
(A.新たな政権の枠組みに変わる可能性は…)
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