テレビ朝日 玉川氏謝罪の“演出”とその“代償”
「ちょっと異様だった。まるで晒し者?」「立派な謝罪でした」「それなりに反省も伝わってきた」…
安倍元首相の国葬に関して事実に基づかない発言をした問題で、テレビ朝日のコメンテーター、玉川徹氏が、10月19日放送の「羽鳥慎一のモーニングショー」の冒頭で謝罪したことがニュースになり、さまざまな反応がありました。
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」10月19日放送冒頭の謝罪放送シーン
舌鋒鋭いコメントで知られていた玉川氏が、スタジオと異なる別室で、直立不動で謝罪と反省の言葉を述べ、深々と頭を下げる。
この姿を見れば、「これだけ真摯に謝ったのだから、この件はひと区切りではないか」と感じた人が多かったのではないかもしれません。
ただ、その中身は「説明なき謝罪」でした。「説明しない」かわりに、過剰とも思える「謝罪の演出」をしたと言っても過言ではないように思います。
なぜそのように言えるのか。以下の順でファクトを指摘しつつ、この問題の本質に迫ってみようと思います。
◯ 羽鳥キャスターらは経緯の説明が必要と指摘していた
◯ 3度目も「説明なき謝罪」だった
◯ 玉川氏は過去の失言では経緯の説明もしていた
◯ 謝罪「演出」の狙いは何だったのか
◯ 「説明なき謝罪」の代償 BPOは動き出すか
(なお、10月20日、郷原弁護士のYouTubeライブ配信にも電話出演してお話しました。ご関心のある方はこちらより)
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- 羽鳥キャスターらは経緯の説明が必要と指摘していた
- 3度目も「説明なき謝罪」だった
- 玉川氏は過去の失言では経緯の説明もしていた
- 謝罪「演出」の狙いは何だったのか
- 「説明なき謝罪」の代償 BPOは動き出すか
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