旧来の風邪を「5類感染症」に格上げへ 武見厚労相が明言
厚生労働省が従来から日常的に流行していた風邪を、季節性インフルエンザや新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などと同様に、感染症法上の「5類感染症」に位置付け、流行状況を監視する方針であることがわかりました。7月26日、武見敬三厚生労働大臣が記者会見で、筆者の質問に答えました。
ただ、公開資料では、この「ARI」に従来の「風邪コロナウイルス」が含まれているとは明記しておらず、メディアもそのように報道していませんでした。
従来の「風邪コロナウイルス」は感染症法で指定されておらず、監視対象となっていませんでした。「風邪」を「無類」から「5類」に格上げするのはなぜなのか、それはどういうことを意味するか、解説します。
コロナウイルス(国立感染症研究所より)
この後は、次のような内容になっています。
▶︎新たに「5類」に位置付けられる感染症とは?
▶︎「風邪のコロナウイルス」とは?
▶︎位置付け変更の目的は?影響は?
▶︎「風邪を含む」と説明せずにパブコメを実施中
▶︎厚労大臣記者会見 文字起こし
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- 「風邪のコロナウイルス」とは?
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